助役

助役の手による安全な輸送、
裏方から乗務員育成まで多岐に渡る責任と成長

村井 昭夫 | 1995年入社

助役の業務内容を教えてください

助役は運輸現場で勤務する係員(運転士・車掌・駅スタッフ)を管理監督する役割を担っており、20名程度が在籍しています。列車の運転や駅業務といったお客様と直接関わる業務のみならず、運転指令業務や勤務スケジュールの作成、社員教育の講師など裏方としてサポートすることもあります。とりわけ異常事態が発生した際は最前線に立って対応を行い復旧に努めます。そういった意味では、「助役が裏方に徹している状態」が最も安全な状態であると言えるかもしれません。

仕事で印象に残っているエピソード

数年前に運転係所属となってから車掌見習の講師を担当しました。通常当社の車掌見習は机上教育と車庫や現場での実習を合わせて1ヶ月半程度行います。乗務員は鉄道会社が最も果たすべき使命である「安全輸送」を最前線で支える職種ですので養成に携わる際には責任の重みを感じることも多くあります。見習を経て一人前の乗務員にレベルアップしていく見習生と共に、私もさらに成長しなければならないと感じる瞬間です。

学生へのメッセージ

鉄道員になるために電車を好きになる必要はありません。電車好きな社員もそうでない社員も同じように日常の当たり前を支える一員として強い責任感を持って勤務しています。このホームページをご覧になった皆様と共に働けることを心待ちにしております。