事業概要
延伸線の概要
- 延伸区間
- 千里中央駅~箕面萱野駅 約2.5km
- 設置駅
-
箕面萱野駅:箕面市西宿一丁目14番1号(高架駅)
箕面船場阪大前駅:箕面市船場東三丁目7番35号(地下駅) - 適用法規
- 千里中央駅~箕面船場阪大前駅南端 :鉄道事業法(第一種鉄道事業)
箕面船場阪大前駅~箕面萱野駅:軌道法 - 主な
構造形式 -
千里中央駅~箕面船場阪大前駅間 :シールドトンネル、開削トンネル
箕面船場阪大前駅:開削トンネル
箕面船場阪大前駅~箕面萱野駅間:開削トンネル、高架構造
箕面萱野駅:高架構造 - 開業日
- 2024年3月23日(土)
- 事業費
- 874億円
- 整備主体
-
北大阪急行電鉄及び箕面市
●北大阪急行電鉄の整備内容
千里中央駅から箕面船場阪大前駅南端までの区間
箕面船場阪大前駅から箕面萱野駅までの区間のうち、線路や駅内装など
車両の増備
●箕面市の整備内容
箕面船場阪大前駅から箕面萱野駅までの区間のうち、コンクリート構造物や駅舎など - 営業主体
- 北大阪急行電鉄
概要図
延伸フォトコレクション
1. シールドトンネル工事
工事中
工事後
2. 千里中央駅 線形変更工事
工事中
工事後
3. 箕面船場阪大前駅
工事中
工事後
4. 箕面萱野駅
工事中
工事後
工事進捗
北大阪急行電鉄が実施する工事の範囲
※備考
インフラ部 :コンクリート構造物や駅舎など
インフラ以外の設備:線路や駅内装、電気設備など
車両製造
延伸に伴って増備した9000形(3編成・30両)の製造過程をご紹介します。
部材加工・組立
ステンレスの板を切断し、機械を使って折り曲げ、溶接をし、電車の側面の壁や屋根などの部材(パーツ)をつくっていきます。
出来上がった部材を使って、電車の先頭部分や壁、屋根、床をつくっていきます。
車体組立
壁や屋根、床をつなぎ合わせ、電車の形が出来上がりました。
設計図通りにできているか、細かいところまで注意を払い確認していきます。
車内艤装
電気配線や運転台デスクの取り付けを行い、座席やつり革、手すり、化粧板や床敷物などの内装を仕上げていきます。
床下艤装
空気タンクやバッテリーなどの床下機器を取り付け、空気配管・電気配線作業を行います。
台車取付
車体に台車を取り付け、線路を走行できるように調整します。
外装
「POLESTARⅡ」のエンブレムを取り付け、車体にデザインシールを貼り付けていきます。
完成検査
設計図通りの大きさにできているかを確かめる車両限界試験や、車内に水が入ってこないかを確かめる水かけ試験など、入念な検査を行った後に、工場内で試験走行を行います。
輸送・試験走行
完成した車両を一日に2両ずつ、深夜にトレーラーで車両製造工場から桃山台車庫へ輸送します。輸送するために取り外した台車はもう一度、車庫内で車体に取り付けます。検査や試験走行を行い、2023年8月から順次、営業運転を開始しました。
駅名看板紹介
2024年3月23日(土)の新駅開業に合わせて緑地公園から箕面萱野までの駅名看板、案内サインのデザインを一新します。
駅名看板
新しいデザインは、当社車両 8000 形・9000 形で使用している色調をベースとし、相互直通運転している Osaka Metro 御堂筋線のラインカラー(赤色)をアクセントに取り入れることによって、「北急らしさ」を表現しています。
さらに、沿線に多く住む若いファミリー層にも馴染みやすいよう、木目調デザインを採用し、「明るさ」や「温かみ」の演出にもこだわりました。また、より多くのお客様に分かりやすい案内とするため、ピクトグラム(案内用図記号)による情報提供や案内情報の集約、エレベーターまでの距離表示などの工夫を行いました。
ホーム 案内サイン
構外駅名看板